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小麦こむぎのおはなし

ハルユタカ

えべチュンは江別えべつ小麦こむぎである
ハルユタカが大好だいすきで、
そのおいしさにいつも感動かんどうしています。
えべチュンは大好だいすきなハルユタカについて
もっともっとりたくなり、
江別えべつ小麦畑こむぎばたけきました。

するとえべチュンは
見知みしらぬおんないました。

「はじめまして、わたしはハルユタカの妖精ようせいのハルよ」

えべチュンはハルちゃんに
ハルユタカの歴史れきしくことにしました。

「ハルユタカは、日本にほんではめずらしい
パンをつくるのにぴったりな小麦こむぎなのよ。
でもそだてるのがとっても大変たいへん
すこししかとれないから
まぼろしの小麦こむぎわれていたの。」

「だけど、ハルユタカでつくったパンが
とってもおいしいから
なんとかハルユタカをたくさんつくって
みんなにべてもらおうと、江別えべつ小麦農家こむぎのうかさんは
ハルユタカのそだかた工夫くふうしたの。」

「ハルユタカのたねをまくのを、
ゆきはじめるころにえると
ゆきけるころには
ハルユタカはぐんぐんそだったのよ!」

「そこから江別えべつ小麦農家こむぎのうかさんや
小麦粉屋こむぎこやさんがハルユタカの
素晴すばらしさを日本中にほんじゅうひろめて、ハルユタカは
みんなにあいされるおいしい小麦こむぎになったの!」

「さあ、えべチュン!ハルユタカでつくった
パンをどうぞ!
ハルユタカを使つかったラーメンや
うどんもとってもおいしいよ!」

えべチュンはハルちゃんのつくったパンを
べると、おいしさに感動かんどうして
ポロリとなみだながしました。
えべチュンは、江別えべつひとたちが一生懸命いっしょうけんめい
そだててひろめたハルユタカが
もっともっと大好だいすきになりました。

おしまい