AUTHOR

著作者の情報

SCROLL DOWN

福田 繁雄

 ふくだ しげお

1932 - 2009

錯覚や錯視など視覚トリックを応用した不思議で楽しい作品で知られる世界的なグラフィックデザイナー(1932-2009)。ポスターや絵本、玩具、彫刻など様々なジャンルを横断した活動を展開しましたが、札幌では札幌芸術の森野外美術館にある「椅子になって休もう」をご存知だろうか。北海道関係では、旧北海道拓殖銀行のマークや札幌オリンピック冬季大会参加メダル、施設ピクトグラム、公式ガイドブックのデザイン等を手がけている。

CINQ

 サンク

昭和52年に採掘を止めた石切り場跡地は、治安上・環境上地域の大きな問題になっていた。札幌市は地域の強い要望を受けて、国から土地を取得し公園化に着手した。
計画地に残る切羽跡は見る者を驚かせる特異な景観で、市はこれを活かした芸術的な公園にしたいと考えた。
その折に、イサム・ノグチに触発された道内在住の5人の彫刻家が、公共事業への参画を申し入れ、公園全体の設計に関わることになった。
こうして行政と芸術家集団(CINQ-サンク-と称する)との共働が始まった。5人の芸術家がひとつになって制作に向かうことは大変珍しいが、彼らはその難しい共働に取り組んだ。
行政とCINQの間にたって、芸術家のアイディアや政策を公園事業に取り込むために私達ランドスケープアーキテクトが加わった。これが第3の共働である。建設の現場では通常と異なる難しい工事に対して、設計チームと施工チームの密接な共働が行われた。

山内 壮夫

 やまのうち たけお

1907 - 1975

昭和4年国画会展に「女の首」が入選し,のち同人となる。14年新制作派協会彫刻部の創立に参加し,以後同会を舞台に活動。長崎国際文化会館の「平和の母子像」や「夕張市労働会館外壁浮彫」などの屋外作品で知られる

佐藤 忠良

 さとう ちゅうりょう

1912 - 2011

明治45年、宮城県黒川郡生まれ。彫刻家。少年時代を北海道で過ごし、絵画を学ぶために上京するが、ロダン、マイヨール、デスピオなど新しい生命主義の作品に感銘を覚え彫刻家を志す。東京美術学校(現東京藝術大学)を卒業後、新制作派協会(現新制作)を舞台に活躍。昭和19年に兵役に招集、終戦後のシベリアでの抑留生活を経て帰還後に制作を再開。その体験から、平凡なごく普通の日常生活の中でほんの一瞬だけ垣間見る「人間の美」を追求した作品を多く手掛ける。昭和56年には、パリの国立ロダン美術館で日本人初の個展を開催。その功績により、フランス・アカデミー・デ・ボザールの客員会員に推挙されるなど、国際的にも高い評価を得ている。