マメ知識
Jリーグを楽しもう!!
Jリーグの開幕
Jリーグ発足前に存在していたのが、日本サッカーリーグ(JSL)でした。
プロ化に向けて動きが進み、Jリーグが発足したのは1992年、10クラブが加盟していました。
オリジナル10(オリジナルテン)とも呼ばれるチームは以下の通りです。
・鹿島アントラーズ
・東日本JR古河サッカークラブ(現:ジェフユナイテッド千葉)
・三菱浦和フットボールクラブ(現:浦和レッズ)
・読売日本サッカークラブ(現:東京ヴェルディ)
・日産F.C.横浜マリノス(1999年、全日空佐藤工業サッカークラブと統合。現:横浜F・マリノス)
・全日空佐藤工業サッカークラブ(横浜フリューゲルス)
・清水FCエスパルス(現:清水エスパルス)
・名古屋グランパスエイト(現:名古屋グランパス)
・パナソニックガンバ大阪(現:ガンバ大阪)
・サンフレッチェ広島F.C
本来であればリーグ戦の開幕は3月ですが、1993年4月から5月まではワールドカップのアジア一次予選が開催されていました。
そこで、Jリーグの成功にはサッカー日本代表の成功も不可欠と考えていたJリーグ事務局は、1993年5月15日に開幕戦を設定し、リーグの開幕を遅らせました。
Jリーグの最年少出場、得点記録
93年に開幕して以降、数多くの選手がプレーしてきたJ1リーグで最年少出場、得点記録を保持しているのが、現在アビスパ福岡に所属する森本貴幸だ。2004年に東京ヴェルディのジュニアユースに所属していた森本は、当時のオズワルド・アルディレス監督の一声でトップチームに帯同するようになると、中学卒業直前にジュビロ磐田戦で途中出場を記録。15歳10ヶ月6日で公式戦出場を果たすと、その年の第8節ジェフユナイテッド市原戦でゴールを奪い、15歳11カ月28日の若さでJ1最年少得点記録を作った。
Jリーグの最年長出場記録
サッカーJ1横浜FCの元日本代表FW三浦知良(53)が2020年9月23日、川崎市の等々力陸上競技場で行われた川崎戦で先発出場し、53歳6カ月28日のJ1最年長出場を果たした。2012年の中山雅史(当時札幌)の45歳2カ月1日を大幅に更新した。
Jリーグの最年長ゴール記録
J1の最年長得点記録は、かなり前に遡る。記録を保持しているのは、現在鹿島アントラーズのコーチ兼テクニカルディレクターを務めるジーコ氏だ。1994年に現役を引退したジーコ氏は、ラストゲームとなったジュビロ磐田戦で奪取したゴールが最年長記録となる41歳3か月12日となっている。余談だが、ジーコ氏はラスト3試合で3試合連続ゴールを記録。偉大な選手だったことを理解することができるだろう。 続く歴代2位の記録を持っているのが、“キング・カズ”こと三浦知良だ。13年前に横浜FCの一員としてサンフレッチェ広島戦でゴールを記録。これが40歳6か月6日となっている。また、歴代3位は現在アスルクラロ沼津に在籍している中山雅史が記録を保持。ジュビロ磐田在籍時の2008年に40歳5か月21日でゴールを記録している。